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CUBE2 HYPER CUBE

cube2.jpg

DVD版
監督:アンドレイ・セクラ
出演:ケリー・マチェット, ジェラント・ウィン・デイビス
評価:★★★☆☆

評判の良くない映画を見るときは、最初からある程度諦めて見るので
その映画の良い点に注目するようになって楽しめるようになることがあります。
逆に、周囲の評判の良い映画だと、鑑賞した時に自分の描いたイメージと現実のギャップを感じてしまって、実際の映画の出来に比べてあまり楽しめないということもあります。

しかし良いものは良く、良くないものは良くないとハッキリ自分の中で判断する基準がどこかに存在すると思います。そういった心の基準が、個々のアイデンティティをあらわしているのではないかと思います。そういえば「アイデンティティー」は面白い映画でした。

立方体の部屋が延々と続く世界「キューブ」。扉を開けて進んでもまた全く同じ形の部屋が繰り返し現れる。突然そこに放り込まれた犠牲者達は、キューブを脱出するために試行錯誤を繰り返す。しかしキューブに仕掛けられた罠が、予想もつかないトラップで犠牲者達の命を狙う。

このキューブという存在に対して、多くの観客はこの存在そのものに対して強い興味を憶えると思う。この箱は何なのか、誰が作ったのか、何故彼らが閉じ込められたのか、外の世界はどうなっているのかetc...
ちなみに僕はあのキューブの世界の扉を見るにつけ、あれでうっかり手をはさんだりしないのだろうかと心配になる。

1では、キューブという世界を土台にして、閉じ込められた人々の心理描写などを描くことに重きを置いているのに対し、2ではキューブそのものに対して色彩を施している。
キューブの影に見え隠れする兵器会社の名前、閉じ込められた人々の共通点、隠された秘密。そして前作以上に不可思議な仕掛けを持つキューブ。こういった色付けはキューブという存在に対して、多くの人が抱いた想像の一つを素直に映像化している。そういう意味では本作の監督は、至極普遍的な感性を持っていると思う。

不満があるとすれば、狂気がない。偏りがない。愉快なお化け屋敷ではあるが地獄ではない。中盤の平行世界であることがハッキリわかる演出にはゾクゾクしたけれども、そこが一番のピークだった。あそこから平行世界や時間という新たな仕掛けを追求するなり、脚本の技巧に走るなりして欲しかった。
最後で「謎の組織」を見せることで雰囲気を作って終わってしまうところに、監督のこの映画へのこだわりの限界を見たように思えた。

キューブという素材の味は殺していないので、つまらないとは思わない。
でも記憶に残るほど面白いわけでもない。良い子悪い子普通の子で言えば、間違いなく普通の子。凡作という意味で★3つ。


cube3.jpg

いっその事パントマイムでキューブを表現してみるのはどうか
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Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
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