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スターシップ・トゥルーパーズ

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DVD版
監督:ポール・バーホーベン
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、ディナ・メイヤー
評価:★★★★☆

あの傑作「ロボコップ」を描いたポール・バーホーベン。しかしそのロボコップに匹敵する怪物映画がここに存在した。

近未来。宇宙に進出するほどの科学力を備えた人間だが、宇宙には恐ろしい危険が待ち受けていた。昆虫型のエイリアン“バグス”。宇宙の惑星では人間とバグスとの間で激しい戦いが繰り広げられていた。高校を卒業したジョニー・リコは恋人のカルメンと同じ道を行きたいがために軍隊に志願する。厳しい訓練を経て戦場へ向かうが、新たな敵「アラクニッド」は想像以上に恐るべき敵だった…。

子供向けの宇宙船映画ようなタイトルのくせに、中身はモロに戦場を駆ける男の立身出世映画。単に敵が人間ではなく昆虫だというだけである。これが人間相手だと「ああ、殺される側にも家族がいるんだろうなぁ、痛ましいなぁ」と思うものだが、相手がオケラだかカマキリだかわからない薄気味悪い化け物とあらば道徳心や倫理観も不要というものだ。存分に主人公の立場になり切って、戦場のスリルを味わえる。

戦闘がこれまた凄い。3メートルぐらいある昆虫が人間の体をズバンズバンと大根のように八つ裂きにする。マシンガンを撃ちまくってもゴキブリのような強靭な生命力を持っているのでなかなか死んでくれない。そんな化物が群れをなして襲ってくる様は恐怖としか言いようがない。
なんでそんなに科学が発達しているのに歩兵で怪物と戦うのか、というのは言ってはいけないお約束だ。

主人公のジョニーは、ハイスクールでは純朴で気が短くてスポーツができるだけの、紋切り型とも言える典型的な生徒だが、これが軍隊に入るとメキメキ変わる。尻の軽い恋人にフラれ、取り返しのつかないミスを犯し、多くの戦友を失うという主人公成長フラグを乗り越えると、いつの間にやらすっかり戦士の顔をしている。前半と後半のギャップがすごい。

一般人が軍隊入ってたくさんの戦友の死を乗り越えて気色の悪い虫どもをブチ殺し、戦場の英雄になるこの映画。

娯楽映画と言うにはグロすぎる。
風刺映画と言うには爽快すぎる。
バカ映画と言うには熱すぎる。

監督はこの映画で「戦争の愚かさを描いた」といっているらしいが、どうもこの映画の楽しげな軍隊生活の様子や、次から次へと出てくる新型昆虫怪獣を見ると、監督も楽しんで作っていたとしか思えない。
軍隊では男も女も平等だから、シャワーも一緒に浴びるのが当たり前、などというムチャな設定も楽しんでやっていたとしか思えない。

結局、合間に入る軍隊のCMめかした演出はポーズであって、熱い集団で盛り上がって恐怖の敵を打ち倒すカタルシスと、死体ゴロゴロ虫ウジャウジャという悪趣味な絵が監督のやりたかった事ではなかろうか。
宮崎駿が戦争嫌いと言いつつも、兵器やら戦争やらグロい虫やら好き好んで描くように。

最後に出てきたボスの虫はグロすぎて夢に出るだろうなぁと思った。
もちろん夢に出た。

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俺の名はジョニー。王蟲の群れだって吹き飛ばして見せるぜ。
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theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画

comment

Secret

P・ヴァーホーヴェン監督の漫画みたいな路線は視覚的におもしろいですよね。ロボコップ、トータルリコールやインビジブルなんかもそう。映画ならではの面白さなんだからコレはコレでいいですよね。
氷の微笑みたいのは撮らないでバカみたいな映画(失礼)で頑張ってほしいですw

>>mottiさん
そうですね。まさに漫画!って感じです。
ロボコップの1も娯楽的な部分が凝縮されて、非常に漫画的に楽しめましたね。マーティ最高!

この映画を見ると、監督は娯楽的な楽しさを演出してちょっと皮肉っぽく撮りたかったのかもしれませんが、いかんせん娯楽的部分が面白アツ過ぎて、本当に楽しい映画になってしまったのでは?なんて思ってしまいます。
最後の「恐怖心だ」→みんなで歓声とか面白すぎです。
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Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
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