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Vフォー・ヴェンデッタ

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4月22日 109シネマズ名古屋
監督:ジェイムズ・マクティーグ
出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング
評価:★★★★☆

近未来、英国。第3次世界大戦と大きな混乱期を経て、社会は独裁政治によって支配されていた。英国のTV局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)は夜道で悪徳警官に襲われたところを「V」と名乗る奇怪な男(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。Vは自らをかつて議事堂に火薬を仕掛けようとした歴史上の人物ガイ・フォークスに例え、イヴィーの目の前で刑事裁判所を爆破してみせる。混乱するイヴィーだったが、やがて彼女もVと政府の争いに巻き込まれていく…。

9.11以降テロ=悪という通念が広まっているけれど、ならば政府が人民の思想を統制し、独裁に走ったとしてもテロ=悪と言えるのだろうか。現代のテロを撲滅せよ!という風潮の中で、自由と正義のためにはある意味テロも辞さないという、人によっては誤解すら招く恐れもあるこの作品は、かなり反骨精神に満ちていると思う。

製作に関るウォシャウスキー兄弟は姉が性転換したりとちょっと変わった人だそうだが、それだけに同性愛者などのマイノリティーのことを考えてこの作品を作っているのだろう。その主張はこの作品の端々に表れている。

「ヴェンデッタ」という言葉は「血の復讐」を意味しているらしい。その言葉どおりVは自らの復讐のため、自らの存在意義のため国民を扇動し、次々に政府の要人を血祭りにあげていく。一方普通の一般人として生きていたナタリー・ポートマンもVや虐げられている人々に触れることで次第に感化され、自らという人間を変えていく。それは彼女だけでなく、復讐だけを目的として生きていたV自身にも大きな変化を与える。

映画のテンポはとても良く、序盤からポンポンと話が進み、最後のクライマックスまで息もつかせない。マトリックスのスタッフによる特殊なカメラワークやアクションもそうだが、クライマックスまでのカタルシスの持っていき方が素晴らしい。こんなご時世でもあるし、ちょっといいのかなぁ…でもすごいよ!と感じたシーンだ。
Vやイヴィー演じるナタリー・ポートマンにも劇中でお茶目な演出がたくさん用意されていて、思わず笑ってしまう。

格言とか多いところはやっぱり攻殻機動隊とか意識しているところもあるんだろうか。様々な用語が滝のように出てくるけれど、話の構成がしっかりしているので、話が理解できない、ということはなかった。
娯楽的にもとても面白い作品だった。

演技については正直ナタリー・ポートマンがちょっと肩に力が入りすぎてるかな?と思った。一方ヒューゴ・ウィービングは終始仮面をかぶってるせいかいつも以上にハッスルしていたように思える。Vなんかは最初登場したときはあまりに変人すぎて「コイツ大丈夫か?」と思ったくらいなので、ナタリーのツッコミには激しく同意した(笑)


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この仮面の下がエージェント・スミスの顔だと思うと…シュールだ
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theme : Vフォー・ヴェンデッタ
genre : 映画

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V フォー・ヴェンデッタ

気づいたこと、アメリカを排除して語るのに登場するパソコンはDELLだった。イチオシのシーン、Vがエプロンして朝食の調理してるシーンが超可笑しいwhttp://v-for-vendetta.jp/V・

『Vフォー・ヴェンデッタ』 2006・4・23に観ました

『Vフォー・ヴェンデッタ』  公式HPはこちら ←クリック●あらすじ第3次世界大戦後の英国、ファシズム国家と化しいた。ある日の夜、秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。だが彼は

Vフォー・ヴェンデッタ

どうもこんにちわ。酷い二日酔いです。今まで二日酔いと言っても、多少の気だるさくらいで生活に支障がでるようなモノでは無かったのですが、今日のは酷かった。頭がズキズキ

●Vフォー・ヴィンデッタ(V FOR VENDETTA)

映画の日だったので、今日はこの「V FOR VENDETTA」と「アンダーワールドレボルーション」の2本をみてきました!制作ジョエル・シルバー 脚本・制作ウォシャウスキー兄弟(最近手術し

comment

Secret

早速読ませて貰いました!!
ナタリーは剃っても可愛らしいですよねー流石美人!!!!
早く本当に観たいです!!Vの演技がかなり気になります。
仮面の裏がエージェントなんてある意味笑えますよね。やっぱ最後まで仮面はずさないんですか??

どもでーす(・ω・*)
Vフォー・ヴェンデッタ。この映画のCMで
最初仮面がうろうろしてたところ見て本気でびっくりしました・・。
(あとMSNでCMしていて、怖かった・・呪いの仮面!?みたいな(笑))
ホラー系なのかとも思ったけど、そうじゃなくて、けっこう難しそうな内容ですね。
テンポのいい映画は好きです。眠くならない映画はもっと良いです。
映画は観に行けなくても、レンタルされたら見たいな、という映画No1です

それとちゃどさん!お仕事お忙しい中、ブログ来てくれてありがとうございます!
あたしも更新サボったりするしぜんぜん面白いこと書いてないですが・・(´∀`;
ほんとにいつもご訪問ありがとうございます。

>>李美さん
改めてナタリー・ポートマンって
すごい美人だなって思いました。
どこかで現代のオードリーといわれてましたが誇張な表現ではないと思います。
今回はシリアスな役柄ですが、ナタリーのドッキリコスチュームなんかあって笑える部分もあります。
ぜひとも見てみることをオススメ!
ヒューゴ・ウィービングは最後まで顔は出しません。

>>Aracoさん
どもでーす!
この仮面は突然出てくるとビックリしますよね。
でもVがスクリーンに出てきてしゃべったときは
きっと違う意味でビックリすると思います(;´∀`)
喋ってることはなんか難しい比喩的表現がありますが
話の大筋はわかりやすい物語なんで大丈夫だと思います。
自分のブログは適当でも人様のブログはしっかりチェックする。
それがちゃどクオリティ。

ちゃどさん、こんにちは。見てきましたよ~~!
でも、ごめんなさい、私は正直言って期待はずれでございました。
(^^;)

>>meiさん
あらら!それは残念です。
僕個人がこの作品で感じた欠点としては
抑圧された世界という表現が甘かった部分や
マイノリティを強調しすぎた点が
少し鼻についちゃったという部分ではありますね。
説明されていない細かい謎を、雰囲気として感じるか
手落ちとして感じるかという部分でも
評価が分かれるところだと思いマス。

見てきました!
思ってたより軽妙な映画で期待を裏切られた!
良い意味で。

>それだけに同性愛者などのマイノリティーのことを考えてこの作品を作っているのだろう。<

そう、思い出したらバウンドもそうだったんだよね。
(ちゃどさん見たかな?アレも面白かった)

完全フィクションにして風刺活劇として楽しめましたね。
★★★★☆に近い★★★☆☆ということになってますオイラの評価。

>>mottiさん
どもです!
僕も当初想像してたよりも笑いの要素を感じられる作品でした。
Vのエプロンとかロリっぽいナタリーにはちゃめちゃ番組。
僕はバウンドは未見です。でも解説を見るに面白そうですね。
娯楽作でありながら、独特の主張を感じることができました。

シリアスなテーマを、うまくユーモアのオブラードに包んで見やすく楽しくみれるようにしていた作品でしたよね!
この中の登場人物同士が一方向ではなく、お互いになんらかの影響を与え合っているところがまた面白いんですよね!
評価分かれてしまっているようなんですが、コブタは好きでした~

>>コブタさん
Vとイヴィーの微妙な関係から惹かれあっていく様がとてもよかったですよね。
キャラクター的にもVはかなり好きです。
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ちゃど

Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
好きなアーティストは「Foo Fighters」
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