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地球で最後の男

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DVD版
監督:ダグラス・シュルツ
出演:ジョン・ベネット、クリスティーナ・シェルドン
評価:★☆☆☆☆

未知のB級映画に手を出すことは、あえて小汚い食堂に入ってご飯を注文することに似ている。ゆえにとんでもなくマズいご飯が出てくることが当然ある。
一方、邦題やDVDのパッケージを製作する側は、どんな酷い内容のDVDでも売らなくては(レンタルさせなくては)いけない。
そういう意味では、このDVDは良い仕事をしている。

警官のガブリエルは署内で何者かに襲われ、気を失う。目を覚ました彼は周囲の状況が異変に気づく。彼以外の人間の姿がどこにもないのだ。人間を捜し求める彼の前に謎の黒衣の姿がちらつく。彼がさまよい、ようやくたどりついた学校では神父や黒人の若者が同じく異変に悩まされていた。フラッシュバックする過去、彼を襲う謎の現象と怪人…彼を取り巻く悪夢のような現象の正体は…?

邦題では「地球で最後の男」とあるが、上に書いたように普通に人間が出てきてしまう(´Д` ;)というより、地球で最後とか全然内容と関係ない。だいたいこの映画の原題は「Dark Heaven」。おそらく「28日後…」をイメージさせる効果を狙った邦題であろう。ここまで狙ったタイトルだと逆にアッパレ。実際、ここに見事に引っかかった男が一人いるのだから。

そして映画のセットが古い。1980年代の昼ドラのような映像に予算の少なさを感じさせる。そしてところどころ現れる謎の天使怪人…。今どき仮面ライダーでももう少しましな仮装をさせると思う。
そもそもこの映画は何なのか。
めくるめくぶつ切りカットと光る手のアップ→主人公気絶のコンボの果てに、なぜか入れない教会に答えがある、という展開に。ところどころに神や天使の話を持ち出してるが、それで何か具体的に話が進むわけではない。予想できる(というか予想したくなかった)最後のオチを見る限り、全部放り出してしまったようにも思える。

強いて想像してみると、監督はキリスト教の教えに反する行いをした者の恐怖をホラー映画風に描きたかったのではなかろうか。しかしこの映画は、話と作り手の感性が理解できないという意味では不気味であっても、映画の世界に自己を投影して恐怖を感じるということは不可能だ。だって何がなんだかわからないんだから。
終盤で着ぐるみかぶった天使?がやる気なさげに棒をカチンカチンとぶつけ合う一騎打ちをしたときには頭を抱えてしまった。そして天使が仮面を取ったら神父のおっちゃんが出てきたので今度は吹き出すハメに。

あえて良かった点を挙げると、映像が80年代ばりに古いので、その古さが恐怖をそそる。
そして怪人のショボさに笑える。

もしかしたらこの映画は何か壮大な謎が隠されているかもしれない。そうでも思わなければやってられないが、未見の人は決してこのDVDを借りてその謎に挑戦してみよう、などとは思わないほうがいいだろう。


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どっちが勝ってもこの映画に未来はない。
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theme : 駄作映画
genre : 映画

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地球で最後の男

地球で最後の男 ?2002DARK HEAVEN ? ビデオメーカー 地球で最後の男 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)人間が消えた世界に取り残された男が遭遇する未知の恐怖を描いた新感覚SFサスペンス。警官のガブリエルは、ある日、犯人を追跡中に何者かに襲われ気を失ってし

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Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
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心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

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