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SPIRIT -スピリット-

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愛知県勤労会館 3月16日試写会
監督:ロニー・ユー
出演:ジェット・リー、中村獅童
評価:★★★★☆

映画界の武術俳優の代表と言っても過言ではない、ジェット・リー。
僕がジェット・リーの映画を始めて見たのは「ザ・ワン」です。あのときは128人のジェット・リーが戦うと聞いて、どんなすごいCG技術なのかとワクワクしながら見てみたら、冒頭から126人死亡してますってなんじゃい!と憤慨したものです。
でも2人のジェット・リーが戦う姿もなかなか熱く、面白かったです。
その後、ワンス・アポンア・タイム・イン・チャイナなどを見てみたりしましたが、こちらはカンフーは凄いと思ったものの、話自体はフームという程度でした。

今回の映画は、清朝実在の人物霍元甲の、その生涯を元に作られています。無敵を誇った霍元甲。その栄光と挫折、そして前代未聞の世界各国の強者による「異種格闘技戦」。

なんとこの映画では日本からも中村獅童、原田眞人が出演しています。
そしてWWF、WWAのネイサン・ジョーンズも出演!
いずれもチョイ役ではなく映画内では大きな位置を占めています。

清朝末期に拳法家の家に生まれた霍元甲は、生まれつき病弱で体が弱かったが、誰よりも強くありたいと思う少年だった。成長した彼はその強さで天津一を目指すべく、他の拳法家をことごとく倒してしまう。だが強さのみを求め、他を省みなかった霍元甲は、死闘の末にライバルを下し頂点を極めるが、その代わりに愛する多くのものを失ってしまう。絶望に伏した霍元甲だったが、そんな彼を救ったのが、盲目の女性月慈と温かい村人たちだった。彼らの素朴な生き方と交わった霍元甲は再び生きる力を取り戻していく。

「強さとは一体何なのか?」
その疑問は多くの小説、映画、漫画で何度も問いかけられている。
この映画ではそれに対し、至極簡潔にその答えが打ち出され、そのテーマは最後まで一貫している。強さとは己に打ち克つこと。憎しみは憎しみを生むだけ。相手を敬い、ただ己を磨け。まるで道徳の教科書みたいだけど、僕はこういう「当たり前」のお話がしっかり描かれている映画が大好きだ。
「強さとは己のワガママを通すこと」という板垣恵介(グラップラー刃牙という漫画の作者)とは真逆だけど。

ジェット・リーの流れるような格闘演技は本作でももちろん健在。
拳法のみならず、この映画の売りである「異種格闘技戦」では中国剣とフェンシング、三節昆VS日本刀など格闘ゲームばりの武術の競演が繰り広げられる!といって拳法のほうがおろそかになっているわけではなく、虎爪やアバラつかみといった、楽しめる人には楽しめる武技も盛りだくさん。ネイサン・ジョーンズも大活躍。ネイサンVSジェット・リーが見れるのは「SPIRIT」だけ!
余談だがネイサン・ジョーンズって「鉄拳」のマードックに似てるなぁ。

後半は霍元甲が己の強さを乱れた国民の意識をまとめるために、当時清を圧迫し始めていた諸外国の猛者を相手に戦っていくのだが、この悪役である外国の描かれ方が実に丁寧。最近何かと中国と問題になっている日本でさえ、中村獅童が霍元甲の理解者として描かれるなどの配慮の行き届きぶり。正直ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」ばりに変な日本人だったらどうしようと思っていた(まぁそれはそれで面白いけれど)。
中村、原口両名ともにそれぞれの役柄を上手に演じているのは流石だ。

生きる力を取り戻した霍元甲が国家の大儀に目覚めるのがちょっと唐突な感じだったが、全体として上手くまとめられていたと思う。アクション好きでも、またそうでない人でも十分楽しめる良作!
隣に座っていたおばちゃんはちょっと涙ぐんでいた。

関係ないけれどこの映画、なんか日本の芸能人に良く似た顔がちょこちょこ出てくる。霍元甲のライバルの秦師匠は死ぬときが安田大サーカスのクロちゃんに似ているし、霍元甲の家の執事のじいさんはアニマル浜口に似ていた。うん。


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乳首は…乳首だけはやめてッッッ
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●スピリッツ (SPIRIT)

本日は この「スピリット」「ウォレスとグルミット」を観に行ってきました。パンフレット買うとき 「ウォレスとスピリットのパンフレット下さいな♪」と言ったら 店員さんにポカ

SPIRIT -スピリット-。

ロニー・ユー監督、ジェット・リー主演、『SPIRIT-スピリット-』、Tジョイ久留米にて鑑賞。え~、個人的に2006年一番心待ちにしている映画は『TOM-YUM-GOONG!トム・ヤム・クン!』だったりするわけですが、『SPIRIT-スピリット-』、観る

SPIRIT スピリット

★★★★  舞台は1900年前後の中国だが、最近流行りのハリウッド資本入りの香港映画だという。予告編では、ジェット・リーが異種格闘技に挑み、米国人のプロレスラーや、日本人で剣の達人である中村獅童と戦うシーンばかりを写していた。 それでチョット話の展開を、

SPIRIT

SPIRIT★★★☆☆http://wwws.warnerbros.co.jp/spirit/優れた武術家を父に持つ少年霍元甲。強さに憧れを抱く霍だったが、息子が同じ道に進むことを嫌った父は稽古をつけることを拒

「SPIRIT」ジェット・リーの雄姿から目をそらすな!

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Secret

こんにちは(・ω・*スピリットレビューされてたので
読ませてもらいました。

内容を見て、やっぱり今一番見たい系だな、と
思いました。とっても熱そう!男の世界って感じ(´∇`*
日本刀やフェシングなども用いられているとのこと。
剣の戦いも好きです。そして中村獅堂も(゜∀゜))

・・今ネイサン・ジョーンズを調べたのですが、スキンヘッドといい、
逆三角形といい確かにマードックに似ていた・・!(゜Д゜;)

スピリット観たんですねっっ!!!!
私も実は以前から観たくって…。

しかもジェット・リーと中村獅堂共演ですよw
グレード高いっっっ!!!!(何の)

ジェット・リーは小学の時からかなり映画観まくって(昔のから)あの人素晴しいカンフーですよね♪

絶対②私も観るぞーーー!!!!
それまでレビュー読むの我慢しなきゃ;

>>araco*さん
どもです。スピリットは熱い映画ですよ!
格闘だけでなく友情とか家族愛のようなものも描かれています。
斬新な演出はありませんが、ドラマがきちんとしているのでオススメですね。
中村獅堂は僕が観る前に想像していたよりずっと重要な配役でした。
ネイサンは映画の中でも「フンガー」という感じで、よりマードックに似てますよ!

>>李美さん
李美さんも興味がありますか!(^-^)v
スピリットは話の構成がグラディエーターに似ている部分があるのでオススメですよ。
スピリットの公開は明日からですね。
機会があればぜひ!
ジェット・リーは個人的に今現在他に並ぶ者のいない
カンフー俳優だと思います。
鑑賞したら、感想よろしく!

<ジェット・リーって少林寺で見た時から大好きです。4回は見たかな?「キスオブザドラゴン」「ワンスアポン~」と素晴らしい動き(型が綺麗)と表情のある俳優ですよねv-238でもあの人いくつなんだろ?若く見えますよねぇ★

おぉぉぉぉ!スピリット見たんですねー。
わたしも見ようと思っております。

ジェットリーかっこいいですよねw

レビュー読まさせていただいたら余計見たくなりましたよ。
ぜひ、見てきますよ~~~

>>りぼんねこさん
僕は子供のころ少林寺の映画の何かを見たんですが
あれがジェット・リーだったのか憶えてないです。
なんかヒロインの家の犬を焚き火で焼いて食べちゃう話なんですが。
でもそのせいで僕の中で頭をハゲにする=強い!という概念ができましたね。
リンチェイはたしか40歳ぐらいだったと思います。
そうは見えないくらい若々しいですよね!

>>一笑亭さん
どもです!
この映画、「異種格闘技戦」だけが見所かと
思って見に行ったのですが、
なかなかどうして味のある映画でした。
ジェット・リーだけでなくマトリックスの
セラフ役のコリン・チョウも父親役で出てきます。
ぜひ見てきてください。

コブタもみてきました~
実在の人物をつかって うまく映画を纏めていましたよね!
アクション好きのコブタも満足でしたが これって そうでない人にも楽しめる作品でしたよね!

ジェット・リーはやはり辮髪が一番格好いいと思ったコブタでした!

コブタさんも観られましたか!ヽ(´ー`)ノ
最初から最後まで一つのテーマでしっかり
絞られてましたね。
アクション好きの僕にも非常に楽しめた一品です。
僕の見たジェット・リーの作品の中でも最も楽しめたと思います。

格闘ゲーム好きのちゃどさんならではの★★★★☆ですね。
エンディングロールがやたら違和感ありましたw

>>mottiさん
どもでーす。
そうですね。やっぱり格闘ゲームとカンフー映画は通じるものがあります。特に3D格闘ゲームなどは製作側が確実にカンフー映画、アクション映画を意識してると思います。
格闘ゲームには「あ、あの映画のアクションだ」というような、そういう楽しみもありますね。

エンドロールはなぜか日本のバンドみたいな曲でしたね。あんまり中身と合ってないのでちょっと違和感を感じましたね。
日本版専用なのでしょうかね?
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Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
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心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

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