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チーム・アメリカ  ワールドポリス

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DVD版
監督:トレイ・パーカー 
声の出演:トレイ・パーカー、マットストーン
評価:★★☆☆☆

コメディというジャンルは、時々軽く見られがちだけれども、実はとても高度な芸術だと思う。視覚に訴えるだけで、人間から笑いという情動を引き出さなくてはいけない。まして多くの人間に見られる映画ともなれば、見る人々の多種多様な価値観を考えると、その難しさは計り知れない。

「チーム・アメリカ ワールドポリス」は人間の役者ではなく、糸で釣ったパペットがセットの中で演技をする。
チーム・アメリカ──彼らは世界からテロを撲滅するために獅子奮迅で活躍するメンバーだ。派手な飛行機で飛び、機関銃をぶっ放し、ミサイルをぶち込む。彼らの前には世界遺産も文字通り形無しだ。そんな彼らと世界に脅威が訪れる。北朝鮮の金正日。テロ集団に大量破壊兵器を渡していたのは彼だったのだ。金正日はハリウッドの俳優集団を味方につけ、世界を壊滅させる計画を企んでいた…。

ハリウッド映画の王道的展開を茶化したストーリーをベースに、人形たちがファックする。ゲロを吐く。放送禁止用語を連呼する。パロディにされた俳優たちはスプラッタ映画のように爆発する。ある意味でゲージを振り切ったブラックコメディと言えよう。さらにところどころに挿入されるオリジナルの歌はこれまたおバカな歌で、中にはハリウッド映画や俳優をネタにした歌もあり、笑いを誘う。

しかし笑える箇所もたくさんありながら、じゃあ手放しで笑えるかというとちょっと難しいところだ。まずこの下品さは正直あまり笑えない。ファックはまさか人形でやるとは思わなかったが(しかも長いw)ゲロシーンは本気で気持ち悪いし(しかも長い!!)下品な言葉を並べて笑いをとるのはちょっと子供じみている。ただし、これを吹き替えで見ると声優が真面目に「ち○こ、ま○こ、う○こ」と連発しているので、かなり笑える。

もう一つは、せっかく沢山の俳優たちを実名でパロディにしているのだから、もう少し彼らの演技や出演映画をネタにしたような演出をして欲しかった点だ。と思ったらコメンタリーでの監督いわく「映画俳優が嫌い」らしい。あの俳優を小バカにした演出とスプラッタな爆発には監督の気持ちが込められていたのか?だが愛のないパロディは、ただの悪口ではないだろうか。

笑いというものはやっぱり難しい。
共感できなければ観客は冷めるし、度が過ぎれば嫌悪すら感じることもある。ある1人は面白いと感じても、もう1人は面白いと感じない事は十分ありうる。

しかし「シリアナ」を見た後なのに、ジョージ・クルーニーやマット・ディモンが出てきて「彼らは今後も世界平和のために、コツコツと小さな努力をするでしょう」などとナレーションされたら笑うしかない。

挿入曲はどれも秀逸で面白かった。
「パール・ハーバー」は絶対見てみよう。


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この映画では、ハリウッド俳優よりも愛されてる将軍様
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