スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

300(スリー・ハンドレッド)

3001.jpg

6月9日 名古屋109シネマズ
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディー

僕が世界史で最も興味がある分野は、古代ギリシャ・ローマです。あの当時から哲学やら人間の心理やらを考え抜いた偉人などが存在したことは非常に驚きですね。
というわけで以前関東に住んでいたときは、塩野七生の「ローマ人の物語」を読みながら、パスタをズルズル食べていました。カルボナーラは美味しい!しかし現在は出始めた腹を気にしているため、もっぱらペペロンチーノ派に一時転向しています。

それはそれとしてスリー・ハンドレッド(以下、300と表記)。ペルシアとスパルタの3日間の大激戦を繰り広げた「テルモピュライの戦い」から、フランク・ミラーが着想を得たグラフィック・ノベルを映画化したのがこの300です。

(ストーリー)紀元前480年,スパルタ。スパルタは共和国であるギリシャの中で最も勇猛で知られる国家であり、そこで生まれた男は幼少時より訓練を叩き込まれ、苛酷な修練を経て戦士として育て上げられる。それは王族とて例外ではない。スパルタの王レオニダスの元に大国ペルシアより降服勧告が届くが、レオニダスはこれを一蹴する。軍を率いてペルシアと戦う決意を固めるレオニダスだったが、司祭やギリシャの議会にはすでにペルシアの根回しが及んでいた。軍を動かせなくなったレオニダスは親衛隊300人のみを率い、ペルシアの大軍へ決死の戦闘を挑む。

それなりネタバレあり
フランク・ミラーの原作といえば「シンシティ」が思いつきますが、あれも非常に男臭い映画でした。「300」も裸の筋肉男が槍と剣をブンブン振り回し、漫画のように敵を切り倒していきます。また祭司たちへ生贄に捧げる女だの、寝取られる王妃だのという、さして必要でもないのに無駄にエロいお話には、フランク・ミラー独特の漢臭さがあります。

この映画は役者以外はほとんど全てCGと聞きましたが、最近の技術は凄すぎてどこからどこまでCGなのか全く分かりません。土煙を上げながら突進してくるペルシアの大軍をファランクス陣形で迎え撃つスパルタの兵たちの迫力と熱さは、観る者を燃え立たせます。
特に前線で敵兵と切り結ぶレオニダス王がかっこいい!斬り、突き、けり倒し、打ちのめす。これぞ戦闘!これぞスパルタ。

とまぁ男臭い映画に対する、僕の欲求を刺激する要素満載のこの映画なのですが、脚本があまり良くなかったのか少々不完全燃焼で終わりました。

まず、敵が弱すぎる。死人軍団も、サイも、ペルシア軍といえばこれでしょ!のゾウさんも弱すぎる。スパルタが強いのはわかるが、これだけの素材があるのだからもっと演出を練って、戦闘自体を段階的に盛り上げて欲しかった。

また、脚本の合間合間で「民主主義を守れ!」などと現代的な感覚を盛り込んでいるのには興冷め。確かにギリシャでは民主的な議会政治を行われていたけど、そういう現代的な要素は時代劇に似つかわしくないし、男達の熱い戦いに不純物を紛れ込ませているように思う。少なくとも自分は「民主主義のために死ぬ男」に心を震わせる事はない。
また、そんな要素がイランから反発を受けている原因ではなかろうか…。

戦うスパルタ軍の描写が美しかっただけに、他のドラマ部分の拙さが目立ってしまったのが残念。

最近のハリウッド映画の演説好きには少し辟易気味。

評価:★★★☆☆


3002.jpg

勇者オルテガもパンツ一枚にマントだったことはあまりにも有名。
スポンサーサイト

theme : 300<スリーハンドレッド>
genre : 映画

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

300<スリーハンドレッド>

スプラッタムービーに不純さはつきものなのだが、歴史スペクタクルの名を借りた最も純粋なスプラッタムービーだ!

●300

、、久しぶりに映画観て 熱く興奮出来る映画をみたという感じでした。これは シン・シティーで一躍映画界でも存在感を増したフランク・ミラー氏原作、総指揮の作品で、熱き男の戦いをビジュアル的にもクールに描いた

comment

Secret

ちゃどさん、コメント、TBありがとうございます。

ホント、内容(脚本?)が単純でビジュアルサイコ~!
これはこれでいいや...ってくらいで★★★☆☆くらいです。

ちゃどさん、この描写力だったら「北斗の拳」を実写版で「ひでぶ!」「あべし!」をやってほしいなぁなんて思いませんか?

>>mottiさん
どもです~。ビジュアル面では本当に凄かったですね。CGだけでもあれだけ魅せることができるんだ、ということを改めて実感しました。

北斗の拳いいですね!
北斗神拳で相手がクニャっとなる描写や、矢継ぎ早なパンチなんかは実写だと笑えてきますが、300のような演出ととCG技術があれば実写も十分可能に思えますね!
ヒュー・ジャックマンあたりならケンシロウに適役かも??
ラオウはシュワちゃんは無理でしょうから…ザ・ロックとか!?

こちらの作品 何を求めるかで評価われてますね

映像の格好良さを期待した人はこちらの作品を楽しめて、ドラマ性を求めた人はガッカリしたという結果になったようですね。

私はこれは、美学のある映像だけを頼めればいいのかな?と思ったのでそれなりに楽しめました。

まあ もう少し ドラマ部分を掘り下げてくれればよかったのにはとは思いましたが、逆にドラマ部分が浅いところが伝承物語といった曖昧さが出ていたかなとも感じました。

どもです~。
僕も基本的に娯楽を求めていたのですが、正直「食い足りない」と思いました~。映像の美しさだけでは僕のマヒした娯楽脳に刺激が及ばなかったようです。

いっそ奥さんのパートとかスパッと切って戦闘だけに絞り込んでも
良かったかなぁ、と。プロローグであれだけ血生臭いスパルタの成長を描いてるのに成長したら中身が現代人になってしまったのも、ちょといただけなかったであります。薄味のスープにさらに水を入れられてしまったような感覚を抱いてしまいました。残念~。
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
プロフィール

ちゃど

Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
好きなアーティストは「Foo Fighters」
心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

XBOX 360 ゲーマータグ

最近のトラックバック
リンク
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。