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ヒストリー・オブ・バイオレンス

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DVD版
監督:デヴィット・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ
評価:★★★★★

人は変わることが出来るのか。
「自分は変わった」という人間を周囲は受け入れることが出来るのか。

飲食店を営む中年の男、トム・ストールは息子と娘、そして愛する妻と共に、ささやかで幸せな生活を送っていた。しかし彼の店に強盗が入り、彼が鮮やかに撃退してしまったことから、トムは一躍ニュースのヒーローになってしまう。喜ぶ息子のジャックとは裏腹に、トムの表情は重い。そんな彼の元にマフィア風の男達が現れる。彼らはトムをジョーイと呼び、彼の過去を知っているとほのめかす…。

最初から最後まで無駄な要素が一切ない。
これぞ映画という90分だった。

人はいつも変わりたいと願う。
あるいは暴力に憧れ、あるいは暴力の世界から抜け出したいと思う。
何のために変わるのか。誰のために変わらなくてはいけないのか。
そんなことすら忘れてしまってもなお、今の自分を抜け出して
さらに素晴らしい何かへ変わりたいと思う。

しかし過去というものは連綿と後からついてきて人間を離さない。
人生とはたくさんの過去の積み重ねだから仕方がない。
人間は急に空を飛べない。I can't fly.

そういうわけで人間は変身する代わりに
過去に立ち向かうしかないのだ。
まぁヴィゴ・モーテンセンは変身しなくても強すぎるわけだが。
撃たれても死なないし。息子も強すぎる。反則だ。金的も。

それはそれとして、そういう過去を背負った人間、変身したかった人間に対して、周囲はどうするか。そういう人間を拒絶し、否定する道もあるだろう。それを責めることできない。
人が人を受け入れるということは、人が人を背負うということは
とても、重い。
だから、この映画の最後の5分は、本当に祈った。

階段の情事の後、冷たく立ち去る妻が良かった。
別にMじゃないよ!

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乗り越えるべき本当の敵は、いつだって自分。
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theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画

comment

Secret

僕も今年のベスト5入り決定です♪

祈りましたね。僕も。
中盤、なんで、
「過去なんかどうでもいいから」
と奥さんは言ってくれないのか映画的には首を傾げましたがそれは甘い映画のセオリー通りのキレイごとなのかなと...。

>これぞ映画という90分

ほんとに詰まってますね。
階段のHシーンの長さは無駄という話も(w)

>>mottiさん
どもでーす。
思った以上に素晴らしい映画でした!
僕もトムが過去を打ち明けた後の奥さんの冷たい態度にはすごく悲しい気持ちになりました。でも長年の間、秘密にされ続けたことと、彼の過去を知ったことで、心の底では愛していても、怒りや嫌悪感を抑える事ができなかったのかも…と思いました。

Hシーンは大事です!www
奥さんへの感謝→つなぎとめたいという気持ち→愛情と憎悪が入り混じった突入と受け入れ→終わったあとの素っ気無さのコンボはある意味リアル!
冒頭のコスプレHの方がムダに長かったですよ~。あ、でもあれはあれで幸せな感じでよかったです。
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ちゃど

Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
好きなアーティストは「Foo Fighters」
心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

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