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プラダを着た悪魔

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11月18日 名古屋109シネマズ
監督:デビッド・フランケル
出演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ
評価:★★★★☆

「封建社会の完成型とは、少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成される」そんな出だしで始まる漫画があります。民主主義の現代ですが、封建的な社会は色んなところで息づいているように思えます。
この映画の主題とは直接関係ないですが、ちらりとそんな事を考えてしまった自分。

編集者志望のアンディ(アン・ハサウェイ)は面接に応募したファッション誌「RUNWAY」で採用される。しかしRUNWAYのカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)は,常軌を超えた人使いの荒さで、何人ものアシスタントをクビにしている悪魔のような女性だったのだ。ミランダにファッションのセンスゼロと酷評され、失敗を重ねるアンディだったが、次第に自分のセンスを磨いていき、ミランダの要求に応えるようになる。だが、その一方で彼女は恋人や友人の信頼など、大切なものを失っていく自分に気づく…。

ファッション業界の華やかなモデルたちが次から次へと画面を埋めていき、耳に心地よい音楽で物語を飾るこの映画は終始気持ちよかった。

話は一見、ファッション業界の華やかなサクセスストーリーのようだが、中身はもう少し深く、そしてほろ苦い。

当初はファッション業界を嫌い、ミランダの数々のムチャな要求にボロボロになっていたのに,いつの間にかミランダの要求に応えることこそ自分の役目とばかりに活き活きとするアンディ。現実の人間関係でも良くある話だ。

しかし彼女自身のその変わりようは、彼女自身の選択と言えるのか?映画では色々なことにぶつかるアンディと、雲の上ににいるようで実は様々な問題を抱えているミランダを対比して、テーマを上手にまとめている。最後の決断を下したアンディと、それを理解したミランダの姿は心を打つものがあった。

アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ共にそれぞれのキャラクターを好演。この2人抜きでは、ここまで楽しく観る事は出来なかったに違いない。でもアン・ハサウェイは普通にしてても綺麗だからバカにされるのはちょっと違和感あるし、変身してもインパクトが薄いのが難点(笑)

直情的なアンディの先輩のエミリーや、皮肉屋からよき相談相手になるファッションディレクターのナイジェルなど、脇を飾る人々も印象に残った。

ハリーポッターの7巻は絶対アンディが書くと思ってたのに…。


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結局どれがプラダなのか全然わからなかったけどね。
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theme : プラダを着た悪魔
genre : 映画

死ぬまでにしたい10のこと

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DVD版
監督:イザベル・ヘコット
出演:サラ・ポーリー 、 マーク・ラファロ
評価:★★★★☆

「明日死ぬとしたら何をする?」という仮定のお話はよくありますね。
でもそんな時に浮かんでくる想像は、自分にやりたいことばかりで、なかなか他人のことを思いやることはできません。
まぁ真顔で「ちゃんと遺書を書いて死後の財産分与で諍いがないようにするよ」と言われても困るわけですが。

若くして結婚をし、2人の娘と失業中の夫を持つアン。彼女は貧しい家族を養うべく清掃業に勤務する日々を送っていた。しかし突然襲った腹痛によって病院を訪れた彼女は、ガンによって余命2,3ヶ月であることを医師に宣告されてしまう。突然の事態に衝撃を受けるアンだが、彼女はその事を誰にも告げなかった。アンはカフェで一人、死ぬまでにしたいこと、すべきことをノートに一つ一つ書き留める。

タイトルからしてお涙頂戴の感動物語かと思ったら、いい意味で肩透かしを食った。この映画は突然、死という事態を背負った人間の悲しみを描いているのではなく、彼女という個人の、死ぬまでの2,3ヶ月の生き方そのものにスポットを当てている。

アン自身、刑務所に送られた父、人生を呪い続ける母、早すぎる結婚など、かなり環境に強いられた人生を送ってきた。そして自身の早すぎる死。これまでの人生は何だったのか?しかし彼女は人生を呪うことなく、彼女なりのケリのつけ方を心に誓うのだ。

なぜ彼女は誰にも自分の死を相談しなかったのか?それは彼女が厳しい自分の人生の中で、自分と他人とをハッキリわけて考えているからだろう。死は自分ひとりで受け止めねばならない。病院で皆に見守られて死を待つことを彼女はよしとしなかった。

そんな彼女の性格は「夫以外の男と恋をする」という彼女の記した項目にも表れている。彼女は夫を愛してるし、娘のことも愛している。でも彼女なりに生き急いだ人生を埋めたいという、個人的な望みもあるのだ。死を前にした彼女は、清清しいほど人生に貪欲だ。

死というのは不幸なものだが、アンのように妻として、母として、女として全てを充実させて死ぬというのも、なかなかロマンチックだと思う。彼女は死ぬ前に、「幸せな未来」すら手に入れてしまった。
まぁ若干、話にご都合的な流れはあるけれども。

恋人と2人で見るよりは、1人で見たほうが良い映画。
エンドロールと共に流れる曲が素晴らしい。


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自分がいなくなっても、幸せであってほしいと願う。

theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画

ヒストリー・オブ・バイオレンス

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DVD版
監督:デヴィット・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ
評価:★★★★★

人は変わることが出来るのか。
「自分は変わった」という人間を周囲は受け入れることが出来るのか。

飲食店を営む中年の男、トム・ストールは息子と娘、そして愛する妻と共に、ささやかで幸せな生活を送っていた。しかし彼の店に強盗が入り、彼が鮮やかに撃退してしまったことから、トムは一躍ニュースのヒーローになってしまう。喜ぶ息子のジャックとは裏腹に、トムの表情は重い。そんな彼の元にマフィア風の男達が現れる。彼らはトムをジョーイと呼び、彼の過去を知っているとほのめかす…。

最初から最後まで無駄な要素が一切ない。
これぞ映画という90分だった。

人はいつも変わりたいと願う。
あるいは暴力に憧れ、あるいは暴力の世界から抜け出したいと思う。
何のために変わるのか。誰のために変わらなくてはいけないのか。
そんなことすら忘れてしまってもなお、今の自分を抜け出して
さらに素晴らしい何かへ変わりたいと思う。

しかし過去というものは連綿と後からついてきて人間を離さない。
人生とはたくさんの過去の積み重ねだから仕方がない。
人間は急に空を飛べない。I can't fly.

そういうわけで人間は変身する代わりに
過去に立ち向かうしかないのだ。
まぁヴィゴ・モーテンセンは変身しなくても強すぎるわけだが。
撃たれても死なないし。息子も強すぎる。反則だ。金的も。

それはそれとして、そういう過去を背負った人間、変身したかった人間に対して、周囲はどうするか。そういう人間を拒絶し、否定する道もあるだろう。それを責めることできない。
人が人を受け入れるということは、人が人を背負うということは
とても、重い。
だから、この映画の最後の5分は、本当に祈った。

階段の情事の後、冷たく立ち去る妻が良かった。
別にMじゃないよ!

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乗り越えるべき本当の敵は、いつだって自分。

theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画

デスノート the Last name

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11月4日 安城コロナシネマWORLD
監督:金子修介
出演:藤原竜也、松山ケンイチ
評価:★★★★☆

話題の「デスノート」の実写映画、後編です。大きなネタバレなどは避けています。しかし金曜ロードショーで前編が放送されていたせいか、物凄い混雑で、昼に行ったけど見れたのは夕方でした。そして上映後、外に出たらレイトショー狙いのさらなる混雑が…。

前作の経緯から、夜神月(やがみ・ライト)は前代未聞の連続殺人犯「キラ」を追跡する特捜チームへ潜り込むことに成功する。彼の狙いは「キラ」である彼の最大の敵、Lこと竜崎を葬ることだった。しかしライトとLの前に予想だにしない事態が起こる。「第二のキラ」を名乗る人物が犯行声明を上げ、実際に殺人を行ってみせたのだ。脅威の力「デスノート」を用いて…。第二のキラはアイドルの弥海砂(あまね・みさ)。彼女は家族を強盗に殺されており、その復讐をキラが行ったことから、キラを盲信していた。思いがけず手に入れたノートの力を、ライトのために役立てたいという彼女を、ライトはL殺害のために利用することを思いつく…。

前作を見てから原作見よう見ようと思いつつ、結局読んでないのですが、思いもかけず劇場で前後編をコンプリートすることに。

結論から言うと、とても面白かったです。
テレビの放映であれだけ予告を流していたので
「こんなに内容いっぱい流して大丈夫なのかな」
と思いましたが心配御無用でした。
冒頭からインパクトのある演出で、観客を引き込んでくれました。

前作の引きから、ライトVS竜崎という図式になると思っていたのですが、弥海砂というキーパーソンの出現により、物語は違った様相を呈し始めます。彼女という軸を利用して、物語はライトの壮大な計画を描くことが中心となります。
また、ライトの計画の一端を担うことになるのが片瀬那奈演じる高田清美。テレビ局の一キャスターである彼女が、ライトの計画によって徐々に恐ろしい道へ踏み込んでいくプロットはゾクゾクします。

また劇中では、物語の筋を追うだけでなく、ライトとLの、敵同士でありながらお茶目な演出を忘れないなどファンへの配慮も抜かりありません。そのうえ片瀬那奈と戸田恵梨香の脚線美を不自然に演出するなど、男心への配慮もバッチリです。ちゃんと計算されている。アングルとか。

しかし個人的に不満がないでもなく、劇中でも表現されているようにデスノートという「恐ろしい殺人道具」を描いている物語でありながら、そこらへんはやや置いといて、ライトやLに焦点を当てたまま、話が終結してしまった観があります。また、前作以上にデスノートの法則が絡み合っているので、理詰めの詳細まではなかなか理解しにくいです。

人物の描き方や演技の細かい部分には色々突っ込みたくなる部分はありますが、この映画には、突っ込ませたくなるほど惹きつけるものがありました。

片瀬那奈の先輩役である、上原さくらが老けてて貫禄があった。最初イメージが違いすぎて気づかなかった。これも演技力のなせる技か?
板尾がさり気なく出てきて笑った。なぜ板尾。

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デスノートという存在が人を変えるのか、それとも…

theme : DEATH NOTE the Last name
genre : 映画

10月に観た映画・アレコレ

DVDを鑑賞したけれども
うっかり書くのを忘れた映画、多忙で書けなかった映画を
メモ代わりにつらつらと書きマス。

エイリアンズ

評価:★★★☆☆

エイリアン2の原題は「エイリアンズ」ですが、こちらは全然関係ないです。インチキ取材をネタにして番組を作っている製作スタッフが、おかしな一家と本物のエイリアンに襲われるバカ系スプラッタコメディ。内容はおバカだけど、ところどころにテレビ関係に携わるスタッフの怨念(?)というか熱意のようなものを感じて面白かった。
宇宙人とのセックスなんて「スピーシーズ」以来だ。


エイリアン3

評価:★★★☆☆

こちらは正統な続編。監督はデビット・フィンチャー。
フィンチャーらしい独特の世界観と空気が色濃く感じられる。
ただ、フィンチャーの描く世界は世界観的に閉じられていて
恐怖感や、いい意味でのカタルシスは無くなってしまった。
向き、不向きってあるんだなと思う。


トランスポーター

評価:★★☆☆☆

ハゲ俳優の中でも比較的若手で、僕の好きな俳優ジェイソン・ステイサム。しかし映画の中身は基本チャラついた内容。前半はカーチェイス以外は見所なし。しかし、後半になると何が吹っ切れたのか、突然飛行機を走って追いかけたり、タールの中で良いアクションしたりする。
この監督は何を考えているのかと思ってコメンタリーを聴く。
何も考えてなかった。笑った。こういうのもアリか。


ユー・ガット・サーブド

評価:★★★★☆

黒人の集団VS集団のストリートダンス映画。エロ映画ではエロを、カンフー映画ではカンフーを目的に見るようにダンス映画ではダンス目的で見る。ストーリーそのものは普通で特に見るべきところはないが、ダンスはとてもカッコいい!それだけで見る価値はある。女の子もすごい迫力で踊るぞ!


ベストキッド4

評価:★★★☆☆

昔、ベストキッドにあこがれて鶴のポーズのマネをしました。教室でガラス磨きをして「俺は強くなれる」と信じていました。そんなベストキッドが4まで出てるとは知りませんでした。ヒラリー・スワンクが若い~。そして可愛い!ちょっと鼻っ柱が強そうなところがいい。しかしヒラリー・スワンクもミヤギもあんまり戦わない。お坊さん達はキュートで笑えた。


トラウマ

評価:★★☆☆☆

少し金をかけた「地球最後の男」みたいなお話。妻を失った男が、妄想とも現実ともつかない世界をさまよう。20分ほど鑑賞した後、2倍速で見た。監督の伝えたいイメージもオチも意味不明だった。意味不明でもいいから面白くしてほしかった。

theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画

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プロフィール

ちゃど

Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
好きなアーティストは「Foo Fighters」
心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

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