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「サバイバー」「チョーク!」

四月も終わりということで模様替えをしました。
今日はちょっと本の紹介を。



チャック・パラニュークの「ファイトク・クラブ」以降の作品がこのサ「サバイバー」と「チョーク!」です。

これは全てが間違ったほうに行ってしまった男の物語。
これはもう終わってしまった男の物語。
聞いてくれ。
見てくれ。
僕を忘れないでくれ。


パラニュークの作品にいつも共通していることは
孤独でどうしようもなくダメな主人公が、そのどうしようもない行為の積み重ねが段々周囲を巻き込み、そしてクライマックスと崩壊を迎える。その崩壊で新しい道を見つけたり大事な事に気づいたりするっていうお話であることです。

そしてダメ人間である自分には、それがとても面白い。

パラニューク作品のお話は全部主人公視点のお話で、文章の構成も全部主人公の思考そのものなので、最初はちょっと読みにくい部分がありますが、慣れるとそこがまた魅力だったりします。

なんか内容を色々紹介したいんですが
パラニュークの本は内容がゴチャゴチャして説明しにくいので
まぁ買うなり借りるなりで読んでみてください。

多分すぐ投げ出します。



↑やっぱこれが一番わかりやすい。
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theme : 海外小説・翻訳本
genre : 小説・文学

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク!!!
素晴らしい響きです。
思えば去年も一昨年もその前の年もゴールデンウィークなど存在しなかった。
「今度のGWどうする?」と聞かれても「俺に今度はない」とか
そんな寂しい返事しか出来なかった過去に別れを告げて
今年は9連休!! 正直あり得ない。

というわけで明日新幹線で東京へ発ち、池袋へ17時集合→飲み→泊まり→別の会合→飲み→泊まり→友人の車で帰り→4日に四国へ→うどんウマウマ→飲む→帰る→また別の友人と飲みという超級コンボ完成。忙しかった甲斐があります。おっしゃー

theme : ヽ(*´∀`)ノワーイ
genre : 日記

Mr. and Mrs. Smith

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DVD版
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
評価:★★★★☆

これ、公開された時に映画館で見ようかなぁと思ってたんですけど、機会を逃しちゃった映画です。だって…一人で見に行くのしんどいよ!

ニューヨークに住む中流家庭のスミス夫妻は6年間の結婚生活の末、倦怠期に陥っていた。出会ったときこそ情熱的だった2人だが、共働きで顔をあわせることが少ない生活の上に、本音で語り合うことができない2人のスレ違いの裏には、お互いにある秘密があった。実は表で働く姿は相手に自分の素性を隠すための真っ赤なウソで、本当は2人とも別々の組織で働くプロの殺し屋だったのだ…。

ブラッド・ピットはめちゃくちゃかっこいいし、アンジェリーナ・ジョリーもとびきりセクシーで美人。そんな2人でも現実には倦怠期を迎えるなんてこと、あるんだろうか。あるんだろうなぁ。

話としてはとてもわかりやすく、倦怠期を迎えたカップルが生活に違和感を感じていたところで問題が起こり、激しい衝突をする。その衝突とともに今まで貯めあっていた本音をぶつけ合い、そして心の底に持っていた本当の気持ちを見つめなおす。
設定こそ殺し屋という突飛なものだけど、現実のカップルでも似たような経験があるのではないだろうか。普段の生活の、お互いの微妙な行き違いが随所に現れていて面白い。

やっぱね~時には本音で語らないとダメだね。スレ違いを違和感のままでほっとくと最後は…(´Д⊂グスンという個人的な話は置いておいて、かなり良い年齢になった2人のビッグスターがお互いの愛情を再確認する本作はとても楽しい。
ブラピはオーシャンズ11のようなトボけつつもかっこいいアクションを上手に演じているし、アンジェリーナ・ジョリーも完璧な肉体と綺麗なアクションを披露してくれるので、別の意味でも楽しめる。
個人的に本当は愛しているのに意地を張ってしまって心にもないことを言ってしまい、自分に腹を立てるアンジェがかわいい!ブラピも棒をぶんぶん振り回してポーズをつけるところが相変わらずバカっぽくて良かった。

ただ終盤は組織との敵対がヤマだっただけに、最終的な決着はおざなりな感じがするなぁ、とちょっと不満。単なるターゲットが実は…という展開もちょっと無理があるような気がする。
まぁ夫婦の絆が主体の作品だからかな。

この2人の愉快な競演が見れただけで満足。なので★1つプラス。
毎晩スミス家のために料理を作っていたアンジェの部下の人を想像するとカワイソス。


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アキレスもララ・クロフトには頭が上がらないようで

theme : 好きな俳優
genre : 映画

Vフォー・ヴェンデッタ

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4月22日 109シネマズ名古屋
監督:ジェイムズ・マクティーグ
出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング
評価:★★★★☆

近未来、英国。第3次世界大戦と大きな混乱期を経て、社会は独裁政治によって支配されていた。英国のTV局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)は夜道で悪徳警官に襲われたところを「V」と名乗る奇怪な男(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。Vは自らをかつて議事堂に火薬を仕掛けようとした歴史上の人物ガイ・フォークスに例え、イヴィーの目の前で刑事裁判所を爆破してみせる。混乱するイヴィーだったが、やがて彼女もVと政府の争いに巻き込まれていく…。

9.11以降テロ=悪という通念が広まっているけれど、ならば政府が人民の思想を統制し、独裁に走ったとしてもテロ=悪と言えるのだろうか。現代のテロを撲滅せよ!という風潮の中で、自由と正義のためにはある意味テロも辞さないという、人によっては誤解すら招く恐れもあるこの作品は、かなり反骨精神に満ちていると思う。

製作に関るウォシャウスキー兄弟は姉が性転換したりとちょっと変わった人だそうだが、それだけに同性愛者などのマイノリティーのことを考えてこの作品を作っているのだろう。その主張はこの作品の端々に表れている。

「ヴェンデッタ」という言葉は「血の復讐」を意味しているらしい。その言葉どおりVは自らの復讐のため、自らの存在意義のため国民を扇動し、次々に政府の要人を血祭りにあげていく。一方普通の一般人として生きていたナタリー・ポートマンもVや虐げられている人々に触れることで次第に感化され、自らという人間を変えていく。それは彼女だけでなく、復讐だけを目的として生きていたV自身にも大きな変化を与える。

映画のテンポはとても良く、序盤からポンポンと話が進み、最後のクライマックスまで息もつかせない。マトリックスのスタッフによる特殊なカメラワークやアクションもそうだが、クライマックスまでのカタルシスの持っていき方が素晴らしい。こんなご時世でもあるし、ちょっといいのかなぁ…でもすごいよ!と感じたシーンだ。
Vやイヴィー演じるナタリー・ポートマンにも劇中でお茶目な演出がたくさん用意されていて、思わず笑ってしまう。

格言とか多いところはやっぱり攻殻機動隊とか意識しているところもあるんだろうか。様々な用語が滝のように出てくるけれど、話の構成がしっかりしているので、話が理解できない、ということはなかった。
娯楽的にもとても面白い作品だった。

演技については正直ナタリー・ポートマンがちょっと肩に力が入りすぎてるかな?と思った。一方ヒューゴ・ウィービングは終始仮面をかぶってるせいかいつも以上にハッスルしていたように思える。Vなんかは最初登場したときはあまりに変人すぎて「コイツ大丈夫か?」と思ったくらいなので、ナタリーのツッコミには激しく同意した(笑)


vend2.jpg

この仮面の下がエージェント・スミスの顔だと思うと…シュールだ

theme : Vフォー・ヴェンデッタ
genre : 映画

ご無沙汰してます!

hataraki.jpg


どもです。最近仕事で憶えることが多すぎて
オーバーヒートしており、まともな更新もできずに申し訳ありません!
しかしここで一発奮起して明日明後日はしっかり更新しようと思ってます。
ちなみに明日は「V・フォー・ヴェンデッタ」の公開日なので
早速観に行こうと思ってます。

しかし今の職場は楽しくて本当に良かった。転職して正解でした。
酒の席ではありますが、重役の「人は他の人のためにがんばる」という
言葉が身に染みます。俺も大した才能があるわけじゃないですが、自分のフットワークを最大限に活かしてがんばろう!と思った今日。
|∀・).。oO(なんてね) 

theme : つぶやき
genre : 日記

アナライズ・ミー

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DVD版
監督:ハロルド・レイミス
出演:ロバート・デ・ニーロ、ビリー・クリスタル
評価:★★★☆☆

テレビで良くロバート・デ・ニーロのモノマネをする人がいますが、あのモノマネをずっと「ゴッドファーザー」のモノマネだと思ってました。でも元ネタを良く知らないのになぜか笑える。日本のお笑いってそういうところありますね。大事なのは勢いと雰囲気。

マフィアのボスであるポール(ロバート・デ・ニーロ)は病院でパニック症候群と診断される。威厳のために精神病を抱えているということを周囲に知られたくないポールは密かに精神科医ベンの元へ訪れる。ベンの力で症状が良くなったと思い込んだポールは事あるごとにベンを追い回す。

ロバート・デ・ニーロが顔をくしゃくしゃにして泣き出すシーンを見るだけで笑える。強引で凶悪なボスが「どうして俺を助けてくれないんだ~」と一人で盛り上がって涙を流すところが面白い。
最初は厄介ごとを嫌がって突っぱねているベンが、騒動を繰り返すうちにポールに肩入れしていって、後半では…という展開も王道だけど、こういう心温まる展開は好き。ベンの息子が冷めた現代っ子でいい味を出している。自分の性格を診断する息子…嫌過ぎる!w

ゴッドファーザーのパロディのようなシーンがあるみたいなんだけど残念ながらゴッドファーザーはいつもチラチラとしか見ていなかったので記憶にないのが残念!
「昔の父親には迷いがなかった、今は…」というポールの独白は色々考えさせられる。

しかしよーく考えると、結局のところポールの病気は治ってないんじゃないかな?治っちゃったら面白くないからそれもアリか。


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精神科医の心のケアは誰がしてくれるのかなぁ

theme : 笑った映画
genre : 映画

パスタとCD

今日は姉が旦那や子供と帰ってきていたので
一緒にイタリア料理店へ行ってきました。
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マリノは愛知県を中心に展開している系列店ですが、クオリティはかなり高いです。値段もやや高めですが、味は東京のお店にも負けてないんじゃないかなぁ。リゾットもカルボナーラも美味しい!ただウニクリームのパスタはちと微妙だった…。あれならZENZEROのウニクリームのほうが美味しかった…と思う。

昨日ipodのnanoを買いました。4GBのブラックです。


以前ホワイトの4GB持ってたのですが
就職活動で疲労していたためか
うっかり新幹線のなかで落としてしまいました(´Д⊂グスン


んで、ipodを買いなおした記念としてCDも購入。


クリスタル・マイヤーズ。近々レコード会社がアブリル・ラヴィーンのように大々的に売り出すそうです。7曲目のAnticonformityを絶対自分主義、という邦題?でリリースするとか。

2枚目はこれ

こっちもなかなかいい曲がそろってます。

この日は服やジーパンも買ってしまい
かなりお金を浪費した一日となりました。
やはり働くと金の出て行く勢いも変わるようです。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

魔王 THE OGRE

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DVD版
監督:フォルカー・シュレンドルフ
出演:ジョン・マルコビッチ、アーミン・ミューラー=スタール,
評価:★★☆☆☆

「命に代えても君たちを守る…」この手のキャッチコピーはだいたいウソですが、今回も結構ウソでした。まぁOgre(鬼)という題名を魔王といかめしい邦題に変えているようなところでだいたい想像はつくのですが、ジョン・マルコビッチの名前に惹かれて借りてきました。

第2次大戦下、フランス人のアベル(ジョン・マルコビッチ)は他人に対する情は薄いが、子供に対しては強い愛情を寄せる男だった。そんな彼が戦地に送られドイツ軍の捕虜となるが、その朴訥な性格からドイツ軍の使用人として働くようになる。そのうちドイツ軍の孤児を集めた軍人学校で働くようになった彼は、付近の子供たちをさらって幼年学校に連れて来る役目を担う…。

不思議な性格の男がナチスに絡んでしまって数奇な人生をたどるという話自体は結構面白い。しかしこのアベルという男、イマイチ性格がつかみずらい。悪人ではないんだけど善人ともいい難い。子供のまま大きくなったような部分がある男だ。
アベルは子供を愛しているんだけど、だからといって子供が彼を幸せにしてくれるわけではなく、映画を見てるとどちらかというと子供によって苦労させられている感じ。

アベル自身は子供のころの経験から、運命に対して絶対的な信頼のようなものを置いているが、そういった性格が子供に対する強い愛情と結びついているのかもしれない。
しかしそんな彼に対して子供たちは、愛情を示しつつも彼を苦しめもする。最後のモノローグを見る限り、アベルはそういう業のようなものを運命として受け入れ、背負い続けて生きていくのだろう。

まぁ面白くなくはなかったのだが、どう結末をつけるんだろう…と思っていたら適当なところで急に話が終わってしまって非常に不完全燃焼。別に主人公の内面的なものを中心に描いてるっていう映画じゃないんだし、せっかく波乱に満ちた人生なんだから、もっとしっかり描いて欲しかった。これじゃ連載漫画の打ち切りのような終わりかただ。

ゲーリングが俗物らしくいい味出している。
ヘラジカの体のデカさに感動。


ogre2.jpg

簡単に抜け出せる捕虜収容所の甘さにも感動。

theme : ビミョーな映画
genre : 映画

エレファント

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DVD版
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ジョン・ロビンソン, アレックス・フロスト
評価:★★★★☆

「ラストデイズ」というニルヴァーナのボーカルをイメージした映画が公開されているので、その監督ガス・ヴァン・サントの作品を見てみようと思って借りてきました。

「エレファント」はコロンバイン高校で実際に起こった銃撃事件をモチーフとした映画だ。画面に登場する無数の生徒達は、あるいは家族に対して悩みをもち、あるいはしゃべり、笑い、趣味に没頭し、あるいはいじめに苦しんでいる。その姿は普通の高校生と何ら変わりはない。それは銃撃を行った生徒も同じで、その姿や心の動きは、他の高校生とは大差はない。
ただ一つ違うとすれば、彼らがインターネットで小銃をあっさり手に入れたことだろうか。

この映画は高校生の日常を、数々の人物を通して客観的にとらえることに集中している。その徹底ぶりは並大抵のものではない。廊下や部屋を通過していく姿、道行く友人に声をかける何気ないシーンを追いかけるシーンが延々と続く。最初の20分は正直退屈だった。しかしたくさん登場する高校生を見ていると必ずどこか友情や恋や怒り、悲しみ、自己の追求などなど、どこか自分の感情を重ねたくなるシーンがある。この映画の高校生達は作り物ではなく、間違いなく「生きている」のだ。
監督のインタビューによると、生徒達のセリフは全てアドリブとのこと。

そんな彼らが、同じ立場である高校生によって──彼らは狂っているわけでも喜んでいるわけでもない──命を奪われる。
銃撃した生徒は学校でいじめを受け、銃殺ゲームを楽しみ、ナチスの旗を見てかっこいいとほざく。しかしどれも彼らを突き動かす強い衝動となったわけではない。彼らは妄想にかられてたわけでも大志を抱いたわけでもない。彼らはいとも簡単に死を受け入れ、そして人を殺すことを決意した。彼らを諭す言葉などあるのだろうか?

事件を起こした彼らは
何一つ満たされもしなければ、後悔の涙をこぼすこともない。

こんな理不尽な事があっていいのか。いや、現実にその理不尽が起こっているのだ。誰かが人を殺したいと思い、そこに銃という世界最悪の、しかし最も簡単に人を殺せる最良の武器があるならば、起こるべくして殺人は起こるのだ。
銃が悪い、というのではない。僕達が生きているのはそういう時代、そういう世界なのだ。
真の残酷とは非情ですらない。

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大切なものを持たない人間に、どんな倫理を説けばいいのか。

theme : アカデミー賞/映画賞関連
genre : 映画

下妻物語

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DVD版
監督:中島哲也
出演:深田恭子、土屋アンナ
評価:★★★★★

友人らが「SAW」が面白いから一度見て見たいというので探してみたものの、レンタル屋で全借りされてる状態なので代わりに借りてきた下妻物語。しかしこれが予想以上に面白かった。

茨城県下妻市。
高校生の桃子(深田恭子)はロリータファッションが趣味の高校生。現実に冷め幻想に生きたいと願う桃子だが、そんな彼女の前に一本気な時代遅れのヤンキー、イチゴ(土屋アンナ)が現れる。何もかも正反対な2人だが、沢山の衝突を経て次第にお互いの感情をあらわにし打ち解けていく。そんな彼女たちの前にも乗り越えなくてはいけない人生のヤマが訪れる…。

めちゃくちゃ面白い!
冒頭からトラックに跳ね飛ばされる深田恭子によってグッと映画に引き込まれる。その後もコミカルでシュールな演出に腹筋が引きつってなかなか戻らない。ヴェル○ーチ、ユニバーサル○タジオジャパン、ジャスコと様々な日常のキーワードを笑いの種にできるのは日本映画ならでは。しかし「貴族の森」まで出すとは…。群馬県にもあったぞ貴族の森。常磐線最高!

とにかくこの映画は小技が効いている。土屋アンナの飛び蹴り、そして豪快に転ぶ深田恭子、この小さなカットだけで笑える。NHKの「しゃべり場」をダシにした演出は「ああ、わかるわかる」とうなずかせる。シュールな笑いに水野晴郎とか持ってくるところにも監督のセンスを感じる。この監督はどこまで人を楽しませるんだ?

そして笑いだけでなく、熱いところはちゃんと熱いのも良い所。
冷めた心の桃子も、大人として成長すべき分岐点を迎えた時、自分自身を振り替えさせられる。そんな彼女が前に踏み出す勇気を持ったのは親友や周囲の温かい人間のおかげだろう。こういう若者の成長を描いた部分は「グッドウィルハンティング」を思い起こさせる。

この映画の良さはキャストがピッタリはまっていることもあるだろう。トボけた感じで冷めたキャラの深田恭子に時代遅れなヤンキーの風貌が良く似合う土屋アンナは納まるべきところにピタリと納まっている。桃子の父親役の宮迫、母親役の篠原涼子も好演。万人が楽しめる良作。


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現在向かうところ敵なしの土屋アンナ。

theme : 元気になった映画・ドラマ
genre : 映画

地球で最後の男

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DVD版
監督:ダグラス・シュルツ
出演:ジョン・ベネット、クリスティーナ・シェルドン
評価:★☆☆☆☆

未知のB級映画に手を出すことは、あえて小汚い食堂に入ってご飯を注文することに似ている。ゆえにとんでもなくマズいご飯が出てくることが当然ある。
一方、邦題やDVDのパッケージを製作する側は、どんな酷い内容のDVDでも売らなくては(レンタルさせなくては)いけない。
そういう意味では、このDVDは良い仕事をしている。

警官のガブリエルは署内で何者かに襲われ、気を失う。目を覚ました彼は周囲の状況が異変に気づく。彼以外の人間の姿がどこにもないのだ。人間を捜し求める彼の前に謎の黒衣の姿がちらつく。彼がさまよい、ようやくたどりついた学校では神父や黒人の若者が同じく異変に悩まされていた。フラッシュバックする過去、彼を襲う謎の現象と怪人…彼を取り巻く悪夢のような現象の正体は…?

邦題では「地球で最後の男」とあるが、上に書いたように普通に人間が出てきてしまう(´Д` ;)というより、地球で最後とか全然内容と関係ない。だいたいこの映画の原題は「Dark Heaven」。おそらく「28日後…」をイメージさせる効果を狙った邦題であろう。ここまで狙ったタイトルだと逆にアッパレ。実際、ここに見事に引っかかった男が一人いるのだから。

そして映画のセットが古い。1980年代の昼ドラのような映像に予算の少なさを感じさせる。そしてところどころ現れる謎の天使怪人…。今どき仮面ライダーでももう少しましな仮装をさせると思う。
そもそもこの映画は何なのか。
めくるめくぶつ切りカットと光る手のアップ→主人公気絶のコンボの果てに、なぜか入れない教会に答えがある、という展開に。ところどころに神や天使の話を持ち出してるが、それで何か具体的に話が進むわけではない。予想できる(というか予想したくなかった)最後のオチを見る限り、全部放り出してしまったようにも思える。

強いて想像してみると、監督はキリスト教の教えに反する行いをした者の恐怖をホラー映画風に描きたかったのではなかろうか。しかしこの映画は、話と作り手の感性が理解できないという意味では不気味であっても、映画の世界に自己を投影して恐怖を感じるということは不可能だ。だって何がなんだかわからないんだから。
終盤で着ぐるみかぶった天使?がやる気なさげに棒をカチンカチンとぶつけ合う一騎打ちをしたときには頭を抱えてしまった。そして天使が仮面を取ったら神父のおっちゃんが出てきたので今度は吹き出すハメに。

あえて良かった点を挙げると、映像が80年代ばりに古いので、その古さが恐怖をそそる。
そして怪人のショボさに笑える。

もしかしたらこの映画は何か壮大な謎が隠されているかもしれない。そうでも思わなければやってられないが、未見の人は決してこのDVDを借りてその謎に挑戦してみよう、などとは思わないほうがいいだろう。


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どっちが勝ってもこの映画に未来はない。

theme : 駄作映画
genre : 映画

イノセンス

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DVD版
監督:押井守
声の出演:大塚明夫、山寺宏一
評価:★★★☆☆

攻殻機動隊というSF漫画を友達が貸してくれたのは高校時代です。初めて読んだ時はちんぷんかんぷんな内容で、3~4回ぐらい読み直してやっとなんとなく内容がわかったという感じです。大学生ぐらいになったら漫画の中で説明してたネットワークなんかも発達してきて、より理解しやすくなりましたね。
映画として出た「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」なんかは漫画の内容を上手くまとめていたと思います。内容は単なる未来技術の創造に留まらず、色々哲学的なんですが結構面白いのでSF好きは必見…ていうか見てない人はいないかw

近未来。攻殻機動隊こと公安9課、その存在は通常の警察機構とは違い、政治的な問題に対し超法規的に活動することが可能な特殊警察機構である。公安9課のバトーは脳の一部以外の肉体のほぼ全てを機械と化しているサイボーグだ。彼は同僚のトグサと暴走したロボットの事件を捜査していくが、その過程でバトー自身も脳をハッキングされ、傷を負うことになる。果たして事件の真相は?そして失踪した「少佐」こと草薙素子は?

本作「イノセンス」は「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」の続編に当たり、ストーリー及び設定は継承している形だ。前作では草薙素子の相棒であったバトーを主役として物語は動いていく。

やっぱり映画全体の見せ方はカッコイイ!ヤクザの事務所に乗り込んだ時のあの間とかすごくいい。アクションもかっこいい。

攻殻機動隊というのは一応ストーリーもあるんだけど、それよりも生命とは何なのかとか人間はどうしてロボットを作るのとか、そういう難しいことがテーマとしてある。なので本筋とは関係ないけどそういう議論が劇中ではよく交わされる。本音としてはそこらへんの会話を劇の演出としてやって欲しかったけど、前作のゴースト~からもそうだったので、これはもうそういう芸風なんだろう。
あと昔の格言とかいっぱい出てくるんだけど半分くらい意味がわからなかった。

とまぁ不満もいくつかあるけども、やっぱり攻殻機動隊は面白い。銃夢といいSF漫画はもっともっとがんばって欲しい。

本編とはあまり関係ないけれど、昔えらい先生が言っていたが、新しい世代というものは常に既存の世代が発展しているころにはもう存在しているらしい。恐竜が活発な時代にも哺乳類はいた。哺乳類が活発な時代には人間の原型となるサルがいた。よって人間が活発な時代である現代でもすでに次代を担う生物がいる、ということになる。僕はそれがロボットなんじゃないかと思う。この先ロボットに自我が生まれたとしたらターミネーターみたいな人間VSロボットなんてこともあるかも…?


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人間が人形を作るのは神になりたいからだろうか

theme : アニメ
genre : 映画

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プロフィール

ちゃど

Author:ちゃど
ちゃど。結婚しました。
ゲームと映画が大好きです。
好きな映画は「ファイト・クラブ」
好きなアーティストは「Foo Fighters」
心のゲームは「クロノトリガー」「バーチャロン・オラトリオタングラム」

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